
ご訪問くださりありがとうございます。
愛知県岡崎市北エリアにあるピアノ教室「yuri piano studio」でピアノ指導をしております、伴奏ピアニスト・講師の古川友理です。
自分らしい「ピアノの楽しみ方」を見つける方法とは
先日、大人の方が体験レッスンにお越しくださいました。
お孫さんが習うようになったことをきっかけに、60歳を過ぎてから始めたピアノ。
現在お孫さんは学業が忙しくなり教室を辞めてしまったそうですが、ご自身は数年経った今も継続されています。
ただ、「ピアノが楽しいのかどうか自分でもよくわからない……」そう悩まれており、今回ご縁あって教室に足をお運びくださったのです。
■好みではない曲の練習はイライラしてしまう
■両手で弾くのに時間がかかって焦ってしまう
■上達している感覚がわからない
教室でのレッスンやご自宅での練習の際に、このような状態に陥り、だんだん息苦しくなってしまうとのことでした。
同じような悩みを抱える方は、決して少なくないはず。
演奏活動をしている私でさえ、「この曲はいっこうに手になじまない……」と焦ることはあります。
しかし、この苦しみは、考え方やレッスン・練習の進め方次第で「楽しい」に変えられると考えています。
今回は、お悩みのひとつ「好みではない曲の練習はイライラしてしまう」状態の解決法を探ってみましょう。
しっくりこない曲とは距離をおいてもいい
そもそも、“その曲である必要”は?と考えてみます。
たとえば、ピアノ演奏の基礎を身につけたいという目標に対して、その曲が「何としても練習すべき!」という作品であるならば、懸命に取り組むことも必要かもしれません。
また、テキストを順に進めることに達成感をおぼえる方の場合、その過程で出てきたしっくりこない曲とも向き合うことで、次に進む頃には気持ちの変化が表れるかもしれません。
しかし、もしも「楽しむ」「楽しみながら継続する」ことを優先するのであれば、苦しみながら数週間練習するより「この曲は心惹かれないから今はスキップしよう」と別の曲に移ることを考えてもよいと思うのです。
特にピアノ演奏に憧れを抱いている方や、目標とする曲・演奏がある方にとって、たった1曲で「ピアノは苦しい」と脳に刷り込んでしまうのは、とても残念なこと。
その気持ちと距離を置くのは、逃げではなく「ピアノとのより素晴らしい付き合い方を見つけるための最善策」です。
この世には数えきれないほどのピアノ楽譜が存在します。
「その曲を練習すれば絶対に上手くなる」「この曲を避ければこれ以降の上達は見込めない」そんな魔法や魔術のような曲はありません。
苦しいな、イライラするなと感じる曲に出会ったら、まず一旦は練習してみましょう。
1週間、あるいは数週間経っても気持ちが沈んだままなら、そのときは先生に相談してみてください。
イライラの原因を探り、練習方法や考え方で解消できることであれば具体策を提案、感覚の問題が大きければ別の曲を提案……それが、ピアノ講師の役割だと私は考えています。
そして、先生に気軽に相談できる、そんな関係を築いていくことも。
【愛知県岡崎市のピアノ教室】yuri piano studio 新規生徒募集中
yuri piano studioには、3歳のお子様から大人の方まで、幅広い年代の生徒様が通ってくださっています。
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